2024.08.16
ホームページの背後には、ドメイン、IPアドレス、DNSサーバー、ウェブサーバーといった重要な要素が関わっています。ドメインはインターネット上の住所、IPアドレスは特定のコンピュータの番号、DNSサーバーはドメイン名をIPアドレスに変換し、ウェブサーバーはコンテンツを保存しています。これらが連携して働くことで、ホームページは正しく表示されます。この記事では、それぞれの役割と仕組みをわかりやすく解説します。
ドメインとは、簡単に説明すると、インターネット上の住所の事です。たとえば、「example.com」というドメインは、特定のウェブサイトを指します。ドメイン名は、人間にとって覚えやすいように作られています。
ドメインは通常3つの部分から成り立っています。
では、ドメインと結び付けられる「IPアドレス」とはなんでしょうか?IPアドレスとは、インターネット上の各コンピュータやデバイスに割り当てられる一意の番号です。
IPアドレスには主に2つのバージョンがあります。
ドメインもIPアドレスもインターネット上の住所のようなものですが、簡単に説明するとドメインは「人間用のわかりやすい住所」、IPアドレスは「コンピューター用の住所」です。人間がドメインで入力したものをコンピューター内でIPアドレスに変換し、特定のホームページを送り返しているのです。
ホームページは「ドメイン」と「IPアドレス」をそれぞれ持っていますが、人間用とコンピューター用で使い分けています。「ドメイン」を「IPアドレス」に変換する役割を果たすのが「DNSサーバー」です。たとえば、「example.com」というドメイン名を入力すると、DNSサーバーが「example.com」のIPアドレスである「203.0.113.5」というIPアドレスを探してくれます。この変換がなければ、私たちはIPアドレスを直接覚えなければならず、とても不便です。
最後にウェブサーバーについて説明します。ウェブサーバーは、インターネット上でホームページのデータを保存し、訪問者がリクエストしたときにそのデータを送り返すコンピュータです。ぱっとカエルのホームページもウェブサーバー上にデータが存在しています。あなたがホームページのドメインを入力すると、DNSサーバーがそのドメインのIPアドレスを探し出し、そのIPアドレスが指すウェブサーバーに接続します。ウェブサーバーは、要求されたページを見つけ出し、あなたのブラウザに送り返します。
ホームページにアクセスする過程をまとめると、次のようになります:
1. ドメイン名(例:「example.com」)を入力します。
2. DNSサーバーがそのドメイン名に対応するIPアドレスを探します。
3. IPアドレスを使ってウェブサーバーに接続します。
4. ウェブサーバーが要求されたホームページのデータを送り返します。
このように、ドメイン、IPアドレス、DNSサーバー、ウェブサーバーが連携して働くことで、私たちは簡単にホームページを閲覧することができるのです。
普段ホームページを閲覧する際にはあまり気にしないホームページの裏側ですが、新規ホームページ制作や、リニューアルの際には今回ご紹介した裏側を理解しておきましょう!
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